日本に伝来している仏教とは

日本に伝来している仏教とは

前回に引き続き、「日本に原始仏教が伝来していない7つの根拠」というテーマでのシリーズブログです。
前回は、「日本では仏教が宗教である」というテーマのブログでしたが、最終的に日本に伝来した仏教とは何なのか?という疑問が残りました。今回は仏教の歴史から日本に伝わった仏教の正体を解説していきます。

仏教伝来の流れ

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(解説:密教とは秘密仏教と略語であり、秘密とはシークレットの意味ではなく、見えないものという意味)
大まかな流れは上にある図の通りです。
上座部仏教(テーラワーダ仏教)(小乗仏教)(南方伝来)戒律が多い(250以上)仏教では一つでも多くの戒律を守っている人が偉いとされている。
下座部仏教(マハーヤーナ仏教)(大乗仏教)(北方伝来)とは上座部仏教を拡大解釈してできたものと言われ、お釈迦様が入滅されて約800年後に誕生したものです。つまり大乗仏教はお釈迦様が認めたものではありません。般若心経は大乗仏教の中で誕生したと言われており、お釈迦様が作ったものではありません。ちなみにタイの高僧に般若心経の存在を確認してみたところ、般若心経は知らないとお答えになりました。
お釈迦様が説いたことが本当の仏教とするならば、大乗仏教は本当の仏教ではないと言えます。

密教の起源はヒンドゥー教

お釈迦様が生まれるよりもはるか昔から、バラモン教が存在し、その流れからヒンドゥー教が生まれます。そしてヒンドゥー教の中の呪術だけが切り取られ、インド密教が誕生します。しかしインドではインド密教が発展せず、後にイスラム教に滅ぼされます。インド密教が中国に伝わって中国密教となり、弘法大師空海が日本に密教を持ち帰りましたが、その後、道教、陰陽道、神道の教えが入り混じっているのが日本密教です。
先のブログでも書いた通り、仏教は本来宗教ではありませんが、日本の宗派というくくりでは、弘法大師空海の仏教は真言宗にあたり、その中で唱えられる御真言(マントラ)はヒンドゥーの神によって教えられたものと言えます。
神の叡智はヴェーダーと言い。そしてヴェーダーよりも更に上に存在するのがお釈迦様の教えであるダルマなのです。ダルマ(仏法)とは神も学びたいと思う、最高峰の叡智なのです。本当の学びを得たいのであれば、最初からダルマを学び、ダルマを軸とした生き方を行えば、虫であろうが動物であろうが、人間も神も全ての生命体が、涅槃(解脱)へと向かうのです。

人間の解釈を入れるべからず

これまでの流れから分かる通り、日本に伝来している仏教とは、大乗仏教の流れであり、お釈迦様の教えを人間の拡大解釈で勝手に書き換え、人間の手によって作られた創作仏教と言えます。仏教とはその名の通り、仏(お釈迦様)の教えなので、その教えは、時代が変化しようが、国が変わろうが、1ミリたりとも変えてはいけないものなのです。

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では日本の仏教が100%正しくないかといえば、そういうわけではありません。例えばお釈迦様は欲望を否定し、弘法大師空海は欲望を肯定しています。欲望を否定してしまうと、現代においては仏教を学ぶことは難しくなるでしょう。しかし入口として欲望を肯定した仏教を学び、最終的に欲望をなくして出口へ向かうのであれば、誰でも学ぶことはできるでしょう。お釈迦様の教えと弘法大師空海の教えが、密教であり、現代に起こりうる様々な問題を解決できる生き方の教えであると言えます。

総括

まとめると、日本に伝来している仏教は北方伝来の大乗仏教であり、その中身は人間の拡大解釈が入った神の叡智。そして本当の仏教はお釈迦様が説かれたダルマであり、その教えは神ですらも学びたいと思う最高の叡智である。ということになります。

次回はお釈迦様の悟りの内容を詳しく解説していきたいと思います。

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